- 母乳が出るようになるにはどうすればいいの?
- 母乳を出すコツってあるの?
- 母乳のためにできることを知りたい!
こんな悩みを解決します。
私自身、子どもを2人育てています。
乳児の頃は、母乳で育てようと努力をした経験があります。
結果としては、私は母乳が出る体質ではなかったようでした。
しかし、経験から母乳を出すために必要なことを学んだのでお伝えします。
母乳で育てたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。
「吸わせる」ことで出るようになる
母乳が出るようになるたった一つのことは「吸わせる」ことです。
詳しく解説します。
頻回授乳をしなければ出ない
母乳は頻回授乳をしなけければ出ません。
新生児の授乳が3時間おきと言われていますが
これは赤ちゃんのためだけではなく、母乳を出すためでもあるのです。
吸ったら出る。吸わなければ出ない。
母乳を出したければ吸わせることです。
少しだけ母乳の出る仕組みについて解説しますね。
下記の図をご覧ください。
赤ちゃんが吸う→母乳を出すように脳に指示を出す→出る
のループです。
吸わせることで母乳が出るホルモンの作用で、母乳が出るようになります。
出すためには、吸わせることが一番大切ということがわかりますね。
食事や飲み物に気をつかうのは二の次
母乳のためにたくさん食べたり飲んだりすること
それ自体は悪いことではありません。
ただ、食事や飲み物に気をつかってばかりでは母乳は出ません。
上記でもお伝えしましたが、吸わせなければ出ないのですから。
まずは吸わせる。
そのあとか、あるいは同時に食事や飲み物に気を配るようにしましょう。
吸わせたら痛い時の対策
- でも吸わせるったって痛いじゃない
- 吸わせすぎて血が出てきた
わたしも経験あります。
対策についてお伝えします。
クリームで保護する
まずはクリームで保護しましょう。
乳頭保護クリームは赤ちゃんが口に含んでも安心な成分です。
クリームを塗ったまま授乳ができます。
心配な方は授乳前にふき取ってもいいですね。
ランシノーも有名な乳頭保護クリームです。
こちらの方が少しコスパがいいですね。
ラップを張って保護する
クリームを塗ったら乳頭にラップをしましょう。
「なんだそれ?」と思われるかもしれませんが、これが効果バツグン。
乳頭の潤いを保ってくれ、傷を癒してくれるのです。
授乳の合間にクリームとラップをしておくだけで、乳頭が痛くなりにくいですよ。
母乳で保湿する
- クリームは塗りたくない
- 買ったけど、届くまでに時間がかかる
- あるもので代用できる?
こんな人は母乳で保湿しましょう。
授乳が終わったら、母乳を少しだけ出して乳頭に塗ります。
すかさずラップを張る。これだけ。
母乳は乳頭を保護してくれます。
何もしないより傷の治りが早いですよ。
乳頭保護器を使う
乳頭保護器を使うのもいいでしょう。
乳頭の痛みを軽減してくれます。
ただ、サイズが合わない場合もあるので注意が必要です。
産院で貸し出していることもあります。
買う前に、入院中などに一度聞いてみるのがいいでしょう。
マッサージをする
乳頭を鍛えることが目的です。
強くなると痛みも軽減できます。
お風呂の時など、乳頭をぐりぐり刺激してみるといいですね。
傷がある場合は、痛くなりすぎないように注意しましょう。
正しい姿勢で吸わせる
赤ちゃんに正しい姿勢で吸ってもらうようにしましょう。
正しい吸い方は乳頭の痛みを軽減します。
よく「あひるの口」になるように吸わせると言われています。
わかりにくい場合は、助産師さんなどに見てもらうといいですね。
それでも母乳が出ない時は
何をやっても母乳が出ない時の対策をお伝えします。
母乳外来を試してみる
母乳が出ない、母乳外来が強い味方になることでしょう。
母乳を出すために指導を受けることができます。
マッサージをしてくれるところもあります。
マッサージでしぼってくれ、物理的に母乳が出るようにしてくれます。
出産した産院でやっていることもあるので、チェックしてみてください。
整体に行ってみる
母乳は血液からできています。
肩こりなど、血流を悪くする原因を取り除くことで母乳が出ることもあります。
整体は姿勢の悪さなど、根本から治してくれるのでおすすめ。
わたしの友達は、整体に通って母乳が出るようになったと言っていました。
効果は個人差があると思いますが、リフレッシュもかねて試してみてもいいですね。
いっそ諦める
母乳が出なければ諦めてもいいと思います。
実際にわたしは子ども2人を完全ミルクで育てました。
何をやっても出ないものは出ませんでした。
↓母乳を諦めたい人への記事も参考にしてください。
まとめ:母乳で育てたいなら吸わせてください!
母乳育児、頑張りたい人はぜひ吸わせてくださいね。
痛みに耐えながら授乳する母の愛は素晴らしいです。
母乳が出なくても、気にすることはありません。
母乳を出すために頑張ったあなたの姿は、きっと赤ちゃんにも届いています。
母乳出るけど、痛いのが嫌でミルクにしても大丈夫。
ママが元気なのが一番いいです。
母乳でもミルクでも赤ちゃんは育ちます。
ママがしんどくなりすぎないように、育児していきましょうね。