「ソップ鍋」という名前を聞いて、どんな鍋かすぐに思い浮かぶ人は多くありません。
この記事を読むと、
- ソップ鍋の意味や由来
- ちゃんこ鍋との関係
- 家庭で作れる簡単レシピ
などがわかります。
ぜひ最後まで読んで、今晩の夕食の献立の参考にしてみてくださいね。
ソップ鍋とは?基本の意味をわかりやすく解説
ソップ鍋とは鶏ガラでとったスープを使う、ちゃんこ鍋の一種です。
相撲部屋では「ソップ炊き」とも呼ばれています。
醤油をベースにした甘辛い味付けが特徴で、鶏肉や野菜、油揚げなどを煮込んで作ります。
「ソップ」はオランダ語の「スープ」が語源
「ソップ」という言葉は、オランダ語の「soep(スープ)」が訛ったものです。
鶏ガラから取るだしそのものを指す言葉として、相撲界で古くから使われてきました。
ちゃんこ鍋の一種としての位置づけ
ちゃんこ鍋には、出汁の違いでいくつかの種類があります。
ソップ鍋(ソップ炊き)は、その中でも最も古くから親しまれてきた、いわば「元祖」ともいえる味付けです。
ソップ鍋とちゃんこ鍋・水炊きとの違い
ソップ鍋はちゃんこ鍋のうちのひとつの鍋です。
特に鶏ガラで出汁をとり、鶏肉をメインの具材として使った基本の鍋をソップ鍋と呼びます。
出汁の種類や食べ方で名前を呼び分けています。
出汁の種類で分かれる4つのちゃんこ鍋
代表的な分類を表にまとめました。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| ソップ炊き | 鶏ガラだし・醤油ベース |
| 水炊き(ちり鍋) | 魚や野菜中心、ポン酢で食べる |
| 塩炊き | 鶏ガラだし・塩とにんにくが特徴 |
| 味噌炊き | 味噌ベース、豚や牡蠣を使うことも |
味付けは部屋ごとに異なる
味付けは甘めの醤油味にする部屋もあれば、にんにくを効かせる部屋もあります。
決まったレシピがあるわけではなく、相撲部屋ごとの伝統として受け継がれているのが特徴です。
家庭で作るソップ鍋のレシピ
自宅でも作れるソップ鍋のレシピを紹介します。
鶏ガラスープの素を使えば、手軽に本格的な味に仕上がります。
- 鶏もも肉:200g
- 鶏ガラスープの素:大さじ2
- 水:1000ml
- 醤油:大さじ3
- 酒・みりん:各大さじ2
- 砂糖:大さじ1
- 白菜・キャベツ:適量
- 長ねぎ:1本
- ごぼう:1/2本
- 油揚げ(または厚揚げ):1〜2枚
- しらたきまたはこんにゃく:1袋
- 鶏もも肉は一口大に切る。ごぼうはささがきにして水にさらす。
- 鍋に水と鶏ガラスープの素を入れて煮立て、鶏肉とごぼうを加える。
- アクを取りながら中火で10分ほど煮て、醤油・酒・みりん・砂糖を加える。
- 白菜やキャベツ、長ねぎ、油揚げ、しらたきを加え、野菜に火が通れば完成。
家庭によって好みの味付けを試してみてくださいね。
ソップ鍋の味付けが部屋によって異なるように、それぞれの家庭によって味付けも異なることでしょう。
ソップ鍋をもっと楽しむアレンジ・コツ
基本のレシピにアレンジを加えるとよりおいしくいただけますよ。
- つみれ
- 豚バラ肉
- きのこ類
- 塩こんぶ など
また、鶏がらの旨味が溶け込んだスープはうどんや米の相性がバツグン。
ぜひ雑炊などにして締めまで楽しんでくださいね。
まとめ
ソップ鍋は、鶏ガラスープをベースにした、ちゃんこ鍋の代表的な一種です。
相撲の縁起や伝統と結びついた、奥の深い料理でもあります。
家庭でも鶏ガラスープの素を使えば、手軽に再現できます。
今日の献立に、ソップ鍋を取り入れてみてはいかがでしょうか。
